高齢になると、目の機能が衰えてきます。
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視力が低下するだけではなく、暗さに順応しにくくなったり、色を識別する能力が低くなったりします。
転倒事故などを防ぎ、快適に暮らせるように、色彩や照明に配慮した住環境づくりが広がってきました。
施設での取り組みも参考になりそうです。
高齢になると、様々な視覚機能が低下します。60代の視力は20代の半分程度。
暗くなった時に間く瞳孔の大きさも、20代は8ミリ近くまで広がるのに、60代では6ミリ以下と、光を取り込みにくくなり、暗さに慣れるまでの時間も長くなります。
また、眼球の水晶体がしだいに黄色く変化し、青い光を認識しにくくなるため、青と黒を見間違えたり、ガスの青い炎が見えにくくなります。
鮮やかな色も若者に比べると、やや鈍く見えるようになります。家庭内の階段の段差や廊下の手すり、浴室の補助器具などは、周りと明るさのコントラストをつけた色にすると安心です。
たとえば階段が茶色なら、すべり止めは少し明るいアイボリーが分かりやすいでしょう。照明を明るくすれば、色の識別力は随分上がります。
高齢者に明るさとまぶしさの境は難しく、明るければいいというわけではありません。水晶体が白く濁る白内障の人は、眼球で光が乱反射し、斜め方向からの光もまぶしく感じるからです。
光源にカバーをつけたり、補助照明を必要な時だけ使ったりする工夫が必要です。
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